




施設・店舗情報やメニューなどは取材時のものです。(2024年12月時点)



“名古屋めし”と言えば「あんかけスパ」
自家製にこだわった創業55年の老舗
メニューはほぼ自家製。特製あんは仮仕込みと本仕込みに2日間かけ、さらにその後長時間寝かすことで、コクと深みが増すそうです。その味は「週イチで食べないと禁断症状が出る」と言う常連さんもいるぐらい、やみつきに。サービスランチはなんと1,000円を切る850円!他のメニューも大変リーズナブルです。あんかけスパ以外に、ハンバーグなどの洋食メニューも揃います。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区相生町89
- TEL
- 052-933-7539
- 営業時間
- ランチ11:00〜15:00(L.O.14:40)/ディナー17:00〜21:00(L.O.20:40)
- 定休日
- 日曜日

気軽に楽しめる“渋ビル”観賞
名古屋が誇るモダニズム建築
日本のモダニズム建築を牽引してきた建築家・坂倉準三氏が設計を手掛けた「中産連ビル本館」。1963(昭和38)年の3月に完成してから現在まで、現役のカンファレンスルームとして、研修や会議、確定申告会場などで利用されてきました。“渋ビル※”として人気が高く、雑誌の撮影などに使われることも。ビルの外観は自由に撮影可能。会議室内を鑑賞したい場合は、見学申し込み(無料)が必要となります。ランダムに配置された「ポツ窓」や絶妙な配色の「大佛タイル」、よく手入れされた美しい青い廊下、レトロな階段など、見どころが豊富です! ※「名古屋渋ビル研究会」が発行するZINE「名古屋渋ビル手帖」の中で定義されている言葉。「高度経済成長期(1950~70年代)に建てられた、街中にありふれた地味なビル(味わい深い渋いビルの中でも、特に研究会の琴線に触れたビル)」のこと。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区白壁3丁目12‐13
- TEL
- 052-931-9431
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 土曜日、日曜日、祝日

大正時代の建築様式が面白い
こだわりの詰まった旧邸宅
豊田佐助は発明王・豊田佐吉の15才年下の弟で、経営面において兄・佐吉を支えた実業家です。佐助邸は、1823(大正12)年に建てられた白いタイル貼りの洋館と、広い間取りの和館で構成されています。佐助が居住していた当時のまま残してある貴重な建造物であり、さまざまなデザインのふすまの引手や、風通しの良い夏障子をはじめ、関東大震災の影響を受けて施された耐震補強など、細部まで見どころがたくさん。派手さはないものの、まさに「質実剛健」という言葉がぴったりな建物です。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区主税町3丁目8
- TEL
- 052-678-2220(公益財団法人 名古屋まちづくり公社)
- 営業時間
- 10:00~15:30 ※ガイドボランティアによる建物ガイド実施日/火・水・土10:00~12:00、13:00~15:00
- 定休日
- 月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
- 入場料
- 無料

当時使われていた家具・家電も展示
“文化のみち”の穴場スポット
陶磁器貿易商として成功し、太洋商工株式会社を設立した春田鉄次郎の邸宅。建築家の武田五一に依頼し建てたと言われています。洋館と小道を進んだ奥にある和館で構成されており、春田鉄次郎が実際に使用していたテレビやちゃぶ台などの展示品からは、当時の雰囲気がありありと伝わってきます。2階洋間には、春田邸が建てられてから現在に至るまでの経緯やゆかりのある品々を展示。洋館1階部分は、創作フランス料理のレストラン「DUBONNET(デュボネ)」になっています※。建物を見学する際は、東隣の「旧豊田佐助邸」スタッフに声をかけて案内してもらいます。 ※レストランは見学不可

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区主税町3丁目6-2
- TEL
- 052-678-2220(公益財団法人 名古屋まちづくり公社)
- 営業時間
- 10:00~15:30
- 定休日
- 月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
- 入場料
- 無料

当時最先端の海外の技術が駆使された
贅沢で美しい和洋折衷の館
大正末期から昭和初期にかけて建てられた、陶磁器商として活躍していた井元為三郎の旧邸宅。約600坪の武家屋敷の敷地に2階建ての洋館、平屋の和館、裏庭の2棟の蔵、庭園の中に建つ茶室で構成されています。洋館2階には洋式トイレ・バスタブ・娯楽室などがあり、見学が可能です。当時の流行だったステンドグラスや、歪みのある手吹きの窓ガラスがさりげなく使われているなど、大正浪漫の雰囲気に溢れています。音楽、書道、アート関連のイベントも頻繁に開催。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18
- TEL
- 052-939-2850
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
- 入場料
- 200円/中学生以下無料

“文化のみち”散策にホッと一息
旧応接室で優雅なカフェタイムを
「文化のみち橦木館」内の旧応接室を利用したカフェ。現代アート作品が飾られた落ち着いた空間で、自家製ドリンクや、コラボドリンクなどが楽しめます。特にムレナスティーの茶葉を使った自家製ティーソースで作られた「自家製紅茶のクリームソーダ」(850円)や「パンケーキセット(シングル)」(1,000円)が定番人気です。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18
- 営業時間
- 10:30~L.O.16:30
- 定休日
- 月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
- 入場料
- カフェのみ利用の場合は入館料不要

ネオ・バロック様式の建築美に魅せられる
“朝ドラ”で再注目の国の文化遺産
1922(大正11)年に建てられ、50年以上裁判所として使用されていた歴史ある建物。19世紀ヨーロッパのネオ・バロック様式で建てられており、その宮殿のような佇まいから、結婚式や撮影会などにも使用されています。2024(令和6)年放送のNHK連続テレビ小説「虎に翼」など、様々なドラマのロケ地となっており、聖地巡礼に訪れる人も多数。法廷の様子がマネキンで再現されるほか、貴重な資料をもとに、明治期~現在までの名古屋の街の移り変わりなども、観覧することができます。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区白壁1-3
- TEL
- 052-953-0051
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌平日)、第3木曜日(祝日の場合は第4木曜日)
- 入場料
- 無料

カルチャー×創作家庭中華
美味しくて食べすぎ注意!
「市政資料館」すぐ目の前、愉快なオーナー夫婦が営む家庭中華のお店。店内は色とりどりの雑貨や本、CDなどが並びカルチャー色が満載です!店名である「カロリー軒」は、映画好きな店主が、1952(昭和27)年の小津安二郎監督作品「お茶漬の味」に出てくるトンカツ屋「カロリー軒」のシュールな豚の看板に感銘を受けたことからきているそう。ボリューム満点のホイコーローに変わり種天津飯、チャーハンや麺類など、どれも美味しくてついつい食べすぎてしまいます。お酒も豊富。

- 所在地
- 愛知県名古屋市東区東外堀町16‐1若尾ビル1階
- TEL
- 052-211-9939
- 営業時間
- ランチ火~金11:30~L.O.13:30/ディナー水~金17:00~22:00/土日祝15:00~22:00
- 定休日
- 月曜日(臨時休業などは公式Instagram要確認)
- 予約
- 可
施設・店舗情報やメニューなどは取材時のものです。(2024年12月時点)
